小規模企業景気動向調査(平成30年11月期調査)結果について
2019.01.16
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(平成30年11月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇足踏み状態が続き、停滞感が強まった小規模企業景況◇
11 月期の小規模企業景気動向調査は、産業全体の業況DI(景気動向指数・前年同月比)、売上額DI、資金繰りDI はわずかに悪化し、採算DI は前月とほぼ不変であった。
経営指導員からは、11 月は暖冬で、前年と比べると積雪も少なく好天にも恵まれたため、観光地では景況感改善のコメントが目立った。
また、本格的な冬の到来や年末の資金需要に向けて、各地の金融機関の積極的な態度が見られる。
一方で、業種を問わず人手不足、原油等の価格高騰は慢性化しており、景況は停滞感が強まって来た。