小規模企業景気動向調査(令和4年12月期調査)結果について
2023.02.01
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和4年12月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇年末需要から景況感は上向くも、採算性の改善に課題が残る小規模企業景況◇
12月期の産業全体の業況は、全 DI が小幅に改善した。
特に売上額 DI はプラス水準となり、直近1年で最も高い数値となった。
クリスマス等の年末イベント需要の増加から、売上額DI を中心に改善傾向の業種が多い。
また、行動制限緩和が続いており、需要の停滞は脱しつつある。
その一方で、全業種においてコスト高騰や人手不足が課題となっており、採算性の悪化から事業整理や、廃業という選択をした事業者もいる、とのコメントが見られた。