お知らせ

小規模企業景気動向調査(令和3年11月期調査)結果について

2021.12.24

この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和3年11月期調査)結果が公表されました。

この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。

調査結果の概要は以下のとおりです。


◇コロナ禍以前の水準に戻るも、仕入価格高騰など厳しい状況が続く小規模企業景況◇

11月期の小規模企業の業況DIは、採算DI以外は小幅な改善となる一方、採算DIは小幅な悪化となった。

業況DIはコロナ禍以前の2020年1月期の水準を上回るまでに改善したが、あくまでも前年対比であることは留意するべきである。

情報連絡員からは、第6波に懸念する声や、原材料高などによる仕入れ価格の上昇が、経営を圧迫している兆候が見られているとの声が多数あった。

また、半導体不足やウッドショック等による建築資材の不足といった影響が、製造業や建設業を中心に、なお悪影響を及ぼしており、一定数の事業者が苦慮している。