小規模企業景気動向調査(令和3年9月期調査)結果について
2021.11.01
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和3年9月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇大幅悪化から回復に転じるも、感染状況や原材料高など懸念材料が多い小規模企業景況◇
9月期の小規模企業の業況DIは、小幅な改善となった。
情報連絡員からは、全般的に、前年同期と比較しても、まだ、本格的な改善には程遠く、いまだ厳しい状況が続いているとの声があった。
全国的に行動制限が少しずつ緩和されることから、今後の回復に期待を寄せる事業者が多いとのコメントが目立ったが、一方で冬にかけて昨年同様感染が拡大し、深刻な状況になることを懸念する声も多くあった。
また、経済活動の回復の中で、原材料価格の高騰や資材の調達難が、全業種の業況に悪影響を与えているとの声も多数寄せられた。