小規模企業景気動向調査(令和3年8月期調査)結果について
2021.09.30
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和3年8月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇緊急事態宣言等の延長・適用範囲拡大を受け、全業種で悪化となった小規模企業概況◇
8月期の小規模企業の業況DIは、1月期以来7ヵ月ぶりに大幅な悪化となり、3月期の水準まで後退した。
また、全業種の全てのDIも悪化となった。
緊急事態宣言の延長や適用範囲拡大による経済活動の縮小が、全業種に深刻な影響を与えている。
情報連絡員からは、各種景気刺激策等により現状をしのいでいるが、いまだに厳しい状況が続いている。
また、機械金属関連は一部で自動車部品を製造している企業は好調とのコメントがあるが、原材料の価格高騰や確保難により、生産性が低調気味であるとのコメントが目立った。