小規模企業景気動向調査(令和3年7月期調査)結果について
2021.08.30
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和3年7月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇緊急事態宣言の長期化により、回復基調から横ばいに転じた小規模企業概況◇
7月期の小規模企業の業況DIは、わずかな悪化となった。
業種別でもサービス業の▲1.5ptが最大と全業種が横ばい傾向となった。
前月悪化傾向であった建設業は、ウッドショックの影響が本格化し、他業種も原材料等の高騰により採算DIは悪化傾向にあり、今後も影響を及ぼす可能性もある。
一方で、新型コロナウイルス感染症が拡大していく中で、外出自粛による消費減退の傾向はなお続いている。
影響の長期化により、業種に限らず、資金繰りに苦慮する事業者が多く、地域全体の景気にも悪影響を与えているというコメントもあった。