小規模企業景気動向調査(令和2年11月期調査)結果について
2021.01.22
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和2年11月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇6か月連続の改善も、感染拡大により小幅にとどまった小規模企業景況◇
11月期の小規模企業の業況DI は、6か月連続で改善したものの、改善幅は6 か月中で最も小さかった。
GoTo キャンペーンやプレミアム商品券の発行等の景気刺激策により、全般的には依然緩やかな回復基調にある。
しかし、中旬以降、全国的な新型コロナウイルス感染症の感染再拡大を受け、一部地域では各種施策の一時停止や外出自
粛要請が出される等の影響で、消費の落ち込みが見られるとの声が多く寄せられた。
今後の状況が見通せない状況にあるため、特に年末年始にかけての需要動向の懸念等、先行きの売上と資金繰りを不安視する声が目立った。