小規模企業景気動向調査(令和2年10月期調査)結果について
2020.12.04
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和2年10月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇5か月連続で全業種改善も、コロナ禍前の水準には程遠い小規模企業景況◇
10月期の小規模企業の業況DI は、全業種で5カ月連続の改善となったが、未だ、学校休業要請のあった2月期の水準に届いていない。
GoToTravel キャンペーンや各地でのプレミアム商品券の発行等の景気刺激策の効果により、消費者の動きが徐々に戻りつつあり、全体的には、経済活動が回復基調にある。
しかし、感染防止対策を実施しながらの事業活動であることから、業況はコロナ禍前の水準には程遠い。
回復基調ではあるが、先行き不透明の中で、今後の感染拡大を懸念する声や支援策の継続を求める声も多く、期待と不安が交錯するコメントが目立った。