小規模企業景気動向調査(令和2年9月期調査)結果について
2020.11.17
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和2年9月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇全業種で4 カ月連続の改善も、未だ本格的な回復には程遠い小規模企業景況◇
9 月期の小規模企業の業況DI は、全業種で4 カ月連続の改善となり、特に、回復が遅れていたサービス業については、各種景気刺激策やGoTo キャンペーンの利用で観光需要に回復の兆しが見られ、全DI が10pt以上改善し、緊急事態宣言前の3 月期を上回る水準に回復した。
しかし、全業種とも水準は未だにコロナ禍以前には戻らず、回復には程遠い状況である。
経営指導員からは、生活様式や企業活動が劇的な変化に直面している中、変化に対応できている事業者と対応に苦慮している事業者との間で、回復に差がでているとのコメントがあった。