小規模企業景気動向調査(令和2年7月期調査)結果について
2020.09.29
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和2年7月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇2か月連続で全業種が改善も、先行き不安な小規模企業景況◇
7月期の小規模企業の業況DI は、全業種で2 カ月連続の改善となった。
産業全体では、全DI が改善となったが、採算・資金繰りについては小幅な改善にとどまった。
6 月中旬から県をまたいでの移動が可能になったことや、地域商品券の発行等による消費喚起策の効果もあり、一部地域では売上が回復しつつあるとのコメントがあった。
しかし、依然として、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される中で、感染防止対策と社会経済活動を両立することは、非常に困難であり、先行きの不安、特に、今後の資金繰りを懸念する声が目立った。