小規模企業景気動向調査(令和2年5月期調査)結果について
2020.06.30
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和2年5月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇緊急事態宣言解除も、引き続き最悪に近い水準となった小規模企業景況◇
5月期の小規模企業の景況は、先月に比べ小幅に悪化となった。
産業全体の業況DI は産業全体で▲80.3ptと過去10 年間で最悪だった前月から更に悪化し、リーマンショック期の2009 年1 月期の▲82.5 に迫る水準となった。
例年ならば繁忙期となるGW 期間であるにもかかわらず、緊急事態宣言や各都道府県からの休業要請により全業種にわたり経済活動に深刻な影響が出ている。
5月中にすべての都道府県で緊急事態宣言は解除されたが、この先の景気も不透明であり不安は募るばかりである。