小規模企業景気動向調査(令和2年1月期調査)結果について
2020.03.04
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和2年1月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇需要の停滞や新型コロナウイルスの影響で、落ち込み傾向が続く小規模企業景況◇
1月期の小規模企業景気動向調査は、全DI が悪化し、業況DI は消費税率8%引き上げ直後や熊本地震直後を4pt以上下回る水準まで落ち込んだ。
新年を迎えたが消費増税の影響が色濃く残り、また、暖冬が除雪・レジャー・冬物衣料・暖房器具・灯油等の需要に負の影響をもたらした。
後半には、中国発の新型コロナウイルスにより、観光関連産業がキャンセル等の、製造業は部品・原材料の供給不足の影響を受けるなど、全産業ともに業況に明るさの見えないコメントが目立った。