小規模企業景気動向調査(令和元年12月期調査)結果について
2020.01.30
この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査(令和元年12月期調査)結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
◇消費税増税等の落ち込みから回復への道半ばの小規模企業景況◇
12 月期の小規模企業景気動向調査は、業況DI がわずかに悪化したが、それ以外の3DI は改善となったものの改善幅は小幅にとどまっている。
経営指導員から、令和初の年末ということもあり、消費が好調であったとの報告があった。
一方、台風19 号の被害で消費者に心理的な自粛傾向が発生しているとの声や業種を問わず消費税増税の影響から回復していない事業者が多く、金融機関の積極的な姿勢にもかかわらず、前向きな投資案件が乏しいなど、消極的なコメントが目立った。
先行きの不安もあり、回復は道半ばの状況である。